目標11、住み続けられるまちづくりを

スラム化や環境汚染など様々な問題が発生している都市部の様々な問題を解決するために、効率的で参加型の都市計画や管理を実践していく必要があります。

日本では「内閣府地方創生推進事務局」が持続可能なまちづくりや地域活性化に向けて、SDGsの理念に沿って取り組みを推進しています。

 

都市に発生する問題

・災害発生時の被害の深刻化

・格差の拡大

・犯罪の増加

・人口集中による過密化

・ゴミ問題

・大気汚染

・住宅不足

・ヒートアイランド現象

 

「住み続けられるまち」をつくるためにできること

住まいやオフィスの省エネ化

・照明、暖房などのエネルギー効率を高めたスマートホーム(屋上菜園など)

・スマートオフィス、グリーンビルディングなどの導入

移動手段

・公共交通機関などへのエコカーの導入

・電動アシスト自転車シェアサービス、太陽光発電などの活用

廃棄物の削減

・再利用やリサイクルの推進

 

・エコバックやマイボトルの使用


アイデア1〈インクレディブル・エディブル〉

住民たちが巻き起こしたまちづくり「Incredible Edible(インクレディブル・エディブル)」が今話題です。イギリスの小さな田舎町であるトッドモーデンで、庭、道沿い、店先、警察署や病院の前、駐車場の隅など、いたるところに食べられる植物が植えられ、「Incredible Edible(信じられないかもしれないけれど、好きなように採って食べていいですよ)」の看板が掲げられています。もともと主婦たちのおしゃべりから生まれた企画でしたが、やがて殺風景だったまちかどに緑があふれ、野菜を世話する人や採る人が立ち話をするようになったり、観光客もやってきました。


アイデア2〈シェア金沢〉

石川県金沢市にある「シェア金沢」のコンセプトは、「高齢者も若者も子どもも、障害のある方もない方も、ごちゃまぜで楽しく暮らせるまち」。特別なケアが必要な人たちを一律に施設に閉じ込めてしまうのではなく、まちの中でいろいろな人たちが一緒に暮らしながら生きていく方が、困難を抱えた人たちも元気になり、みんなが幸せになるのではないか、という思想を元にしてできています。威圧的な建物がなく、誰でも利用できる温泉や、大きな木や緑があふれ、動物がいたりします。建物の外観や施設や道も、気持ちを穏やかにするようなデザインにされています。